子育て

【セルフチェック】発達障害の早期気付きと発達支援(療育)のポイント

“もっと早く気付いてあげられたのでは…”自閉症児の母である私が、時々ふと思うことです。

早く気付いて、発達支援に繋がることは、将来の問題への予防の為に重要です。

“気付き”は“発達支援のスタート“です。

今回は、療育機関での勉強会での学びを基に、私の体験談を交えながら、『発達支援(療育)』と『気付きのポイント』について話していきます。

本題に入る前に…深夜までスマホでやみくもに情報収集、暴飲暴食していた私ですが、言わせてください(笑)。

フットワークの軽さも大切なんですが、“無理しない” “焦らない” “マイペース”がとっても大切です。

現代は、情報社会で恵まれている反面、逆に振り回されてしまう危険もありますよね…。

ご家族の方も余暇を見つけて、悩みやストレスと上手に付き合いましょう!(自分の課題でもあります。笑)

ちょこなす

私はこれと言った趣味もないので

気分のいい日だけ、ウォーキングをしています♩

気付き・支援が遅れるデメリット

”気付き”が遅れると、理解、支援も遅れてしまいますよね。

必要な支援が受けられないでいると…

子どもの課題、問題が増加したり、

親子関係が複雑化し、解決に時間がかかってしまうかもしれません。

我が子の発達を疑うことはとても辛いです。

私は直視するのが怖くて、足踏みをしました。

でも今は、勇気を出し支援に繋がれるよう行動して本当に良かったと思っています。

発達支援(療育)とは

訓練や指導をして、できないことを無理やりやらせることではありません

子どもの発達に合わせて、子どもができるところを見つけながら、家族の関わりや、まわりの関わりを調整し、子どもが健やかに成長していく基盤を作ることが目的です。

読者の方
読者の方
保育・教育と療育、
なにが違うの?

保育・教育

…その時期に教えなければならないカリキュラムがあり、

それを学ばせる為にどうしたらいいかを考えて行く場です。

発達支援(療育)

…その子にあったオーダーメイドのカリキュラムを考え、育ちを援助する場です。

読者の方
読者の方
違いは分かったけれど、
療育ってどんなことをするの?

療育の内容

療育はオーダーメイドのカリキュラムなので、

✔ 同じ時間、同じ年齢でも取り組む内容は一人ひとり違います。

✔ 子どものありのままの姿を受け止め、子どもにあわせた目標を設定し、それにあわせた支援を行ってくれます。

✔ ゴールは、子ども一人ひとりが「自分のできることを自分でやって自立していく」ことです。

発達のペース、成長は一人ひとり様々ですよね。

良いところ、できている所を見つけて、

楽しんで子育てができるようにお手伝いをしてくれる。

療育はそんな場所だな、と私は思っています。

【セルフチェック】発達障害かも?と気付くポイント

なんでだろう?が”気付きのスタート”です。

様々な場面で気付きのポイントがあります。

人との関わり

・ひとり遊びが多い、一方的なやり取りが多い

・おとなしすぎる、常に受動的

・大人や年上の子どもとは遊べるが、同年代の子どもと遊ぶのが苦手 etc…

コミュニケーション

・上手に話すが一方的に話すことが多い

・言葉の指示が伝わりづらい

・話を聞いていられないことが多い etc…

想像力

・相手の気持ちを考えるのが苦手

・他の子どもの言動を真に受けてしまう

・急な予定の変更に不安や混乱した様子がある

・複数のお友達との遊びについていけない etc…

注意、集中力

・一つの事に没頭すると言葉がけが入りづらい

・落ち着きがない、集中力が持続しない、ぼんやりしていることが多い

・忘れ物が多く、習慣化されない etc…

感覚

・靴下を嫌がる、服の好みに強い偏りがある

・音に敏感、逆に鈍感、苦手な音がある

・極端な偏食がある

・狭い空間を好む etc…

運動

・姿勢の維持が難しく、床に寝転ぶことが多い

・極端に不器用、書くことが苦手、筆圧が弱い

・食べこぼしが多い

・よく人や物にぶつかる、よくこける

・同時に複数の機能を使う運動が苦手 etc…

学習面

・話すほど、大人の言葉を理解していない

・ひらがなが書けない、読むこともできない、

・文章を読むのは得意だが、簡単なお手紙や作文などを書くのが苦手 etc…

情緒、感情

・極端な怖がり

・些細な事でも怒りっぽい、思うようにならないとパニックになる

・感情が高まると自分でコントロールできなくなる etc…

息子に対する私の気付きは、

受動的、言葉の指示が通りにくい、話の組み立てが困難、

変化に対して必要以上に不安がる、探し物が見つけられない、漢字の習得が苦手、

極端に不器用、縄跳びができない(運動が極端に苦手)、食べこぼしが多い、

感覚過敏(首…顎マスク、ゴム付き帽子、ヘルメットを嫌がる)等々です。

気付くことは大切ですが、ついついできないことに目がいってしまい、「なんでできないんだろう。困った子だな…。」そう思ってしまいがちです。

私もそうでした。でも、一番困っているのは息子です。

療育の先生に言われてハッとしました。本当にその通りですよね。

「困った子」は「困っている子」なんですよね。

私は油断するとすぐにそのことを忘れて息子への対応を後悔するのですが、いつでも大切にしたい視点です。

読者の方
読者の方
気付いたことがあった場合、
そのあとはどうしたらいいの?

気になる行動・反応に気付いたら、どうしたらいいか?の前に、

なぜその行動・反応をとるのかを、正しく理解することが大切です。

とはいえ、そんな冷静に「正しく理解する」なんて、私1人ではできませんでした。

療育機関、医師、心理士、先生、相談支援事業所などに相談して、正しい知識と支援を教えてもらうのが、近道かなと思います。

一人で抱え込まないようにするために、信頼できる機関や人を見つけておきましょう。

ちょこなす

私は、療育の先生、担任・支援級の先生、

スクールカウンセラー、児童精神科医に相談していますよ。

まとめ

✔ ”気付き”は”発達支援のスタート”です。

✔ 早期の気付きと早期療育は、将来の問題への予防としてとても重要です。 

✔ 気付いたことがあれば、一人で抱え込まずに、療育機関、医師、心理士、先生、相談支援事業所などに相談しましょう。

✔ 機関と信頼関係を作り、発達支援を継続しましょう。

✔ 機関任せにせず、支援の方法を学ぶことも大切です。

最後まで読んでいたきありがとうございます♩

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